「デッド・プール2」愛と友情のファミリー映画
2018年公開/アメリア/120min
監督:デビッド・リーチ
脚本:レット・リース ポール・ワーニック
ライアン・レイノルズ ジョシュ・ブローリン モリーナ・バッカリン
あらすじ
1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。 眩しすぎる太陽の中で、激しく恋に落ちるふたり、しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づいてくる。
引用:Filmarks
おかえり俺ちゃん。待ってました。
前作のエグい下ネタばかりの雰囲気にあまり乗り切れていなかったところがあったんだけど今作は全体で見たら愛と友情のファミリー映画になっていたのが良かったのかも。いいバランスで見られた。下ネタは相変わらず盛りだくさんなんだけどね。
以下ネタバレあり
俺ちゃんチーム結成!?てことで新キャラが続々登場する。
体が機械化するミュータント ケーブル。メカニックなキャラクターはあまりハマらないことが多かったんだけど強面なのに意外と面倒見のいいやつで渋かっこいい。ブローリンおじさんが演じているのもあってすっかり好きになった。
ドミノの能力は運がいいこと。なんだそれだけって思ったらこれがかなり運がいい。戦闘も相手が滑って自分の武器であっさり死んだりして楽々勝利。便利すぎる。これはなかなか頼れる強い味方なのでは。
ウォーヘッドの恋人役ユキオ。忽那汐里ちゃんが演じている。笑顔の絶えない可愛らしいキャラクター。
前作ではヒーローなんてクソくらえの自分のために戦うデッドプールだったけど今作ではいろいろあって自分以外の人のために戦う。しかも今回は一緒に戦うチームがいる。そして友情、絆が芽生える。
「ジョン・ウィック」「アトミック・ブロンド」などキレキレのアクション作品をつくったデビッド・リーチ監督ということもあってアクションの面もパワーアップして良かった。
そして今回も相変わらずのパロディ満載。俺ちゃんのセリフ量多い。隙あれば誰かがボケる。小ネタが全部把握できないのが悔しい。
マーベル作品全般(特にX-MEN)や監督のことは知っておいた方が楽しめる。
低予算と自虐していたけど豪華なカメオ出演も見所。なんでそんな役引き受けたのよって人が出ていて笑ってしまう。最後の最後までネタが詰まってるのでネタバレ踏む前に劇場で確認することをおすすめする。