「シェイプ・オブ・ウォーター」アカデミー賞受賞作
2018年公開/アメリカ/124min
監督:ギレルモ・デル・トロ
脚本:ギレルモ・デル・トロ
サリー・ホーキンス マイケル・シャノン リチャード・ジェンキンス グダ・ジョーンズ
あらすじ
1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代、清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザ(サリー・ホーキンス)は孤独な生活を送っていた。だが、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と一緒に極秘の実験を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。 人間ではない不思議な生き物との言葉を超えた愛。それを支える優しい隣人らの助けを借りてイライザと“彼”の愛はどこへ向かうのか……。
引用:Filmarks
アカデミー賞作品賞を受賞した今作。
監督は同じくアカデミー賞監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロ。「パンズラビリンス」「パシフィック・リム」などが代表作にある。
以下ネタバレ
「パンズラビリンス」のダークファンタジー感が大好きだったので今作も怪物と人間の恋愛ものと聞いて期待していた作品。
さすがデル・トロ監督。バイオレンスとファンタジーのバランスがいい塩梅。
とにかく主人公のイライザが可愛らしい。仕草とかツボをついてくる。
怪物もいい感じに気持ち悪くて怪物らしい見た目だった。
綺麗な映像の中で惹かれ合う二人は儚くも美しく見えた。
怪物を徹底的に弾圧してくるストリックランドの残虐性が強いほど二人の時間が尊く感じた。
一部唐突なモザイク処理があってちょっと冷めてしまったのが残念だった。
ラストはその先をいろいろ想像できる感慨深いラストだった。