「キングスマン: ゴールデン・サークル」秒でアガる!
2018年公開/イギリス/140min
監督:マシュ・ーボーン
脚本:マシュ・ーボーン ジェーン・ゴールドマン
キャスト:コリン・ファース ジュリアン・ムーア タロン・エガートン マーク・ストロング ハル・ベリー
あらすじ
スパイ機関“キングスマン”の拠点が、謎の敵、ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅。残されたのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジー(タロン・エガートン)と、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみとなってしまう。敵を追い、同盟を結ぶスパイ機関“ステイツマン”の協力を得るためアメリカに向かう二人。しかし、表ではバーボン・ウイスキーの蒸留所と最高級のバーボンを提供する店を経営しているステイツマンは、英国文化に強い影響を受けたキングスマンと対照的に、コテコテにアメリカンなチームだった!彼らは文化の違いを乗り越えて、ゴールデン・サークルが企む陰謀を阻止することができるのか!?
引用:Filmarks
「マナーが人間をつくる」
前作でハリーにキングスマンとして育てられたエグジー。
今作ではエグジーのキングスマンとしての品格が出ててかっこよかった。でもちょっと感情的になったりエグジーっぽさも残ってていいバランス。
以下ネタバレ
ミンチ器とかロボットのイヌとか相変わらず発想も描写もえぐいところがマシュー・ボーン節って感じ。グロいシーンもポップにしちゃうところが凄いなと思う。
ハリーの亡き後、キングスマンになったエグジーだが店から出たところをいきなり元訓練生のチャーリーに襲われる。
激しい攻防の末、なんとか逃げ切るエグジー。
この冒頭のアクションからかっこいい!
まさに秒でアガった。
前作での悪者ヴァレンタインに囚われていた女王となんだかんだあって付き合っていたエグジー。スパイと王女が付き合うなんていかにもな感じ。
そして今回の見どころ、待望のハリーの復活。
ヴァレンタインに撃たれた後、実はアメリカのスパイ組織ステイツマンたちによって助けられていたハリー。何やらアルファジェルというものを頭に巻かれて生き返っていた(ただし記憶をなくしている)
エグジーがハリーの記憶を取り戻そうとするところはグッときた。そしてハリーは記憶を取り戻しまたスパイとして活躍していく。
今作での悪者ジュリアン・ムーアもあんな可愛く振舞っているのに実は裏では麻薬密売のゴールデンサークルのトップっていうのが不気味でいい。いいメンヘラ加減。
でも何よりこの映画の面白いところをもってたのはエルトンジョン。
カラフルな服で暴れまくりピアノで人を殺すところは思わず笑ってしまった。
チャニング・テイタムは今回あんまり活躍しなかったけどラリったときにみせた踊りがすごい面白くて笑いこらえるのが大変だった。
そして今まで影でキングスマンを支え続けてきたマーリンの死。
地雷を踏んでしまったことを敵に気づかれないように自分の方におびきよせてから発動。最後までキングスマンの任務を全うした。
次回アルファジェルで復活しないかな…
前半でミサイルで死んだ?っぽいランスロットも直接死ぬシーンが描かれていなかったから次作復活も可能性もある気がする。
というかアルファジェルがあれば誰でも復活できるじゃん。無敵じゃん。なんて都合の良い道具なんだ。
という感じで次作の3とスピンオフが決定しているわけなのでまだまだキングスマンは終わらない